ドーミーイン仙台の対象
米投資ファンド「L」系のホテル会社「S」は、経営不振だった旧チサンホテルなどを取得し、所有、経営および運営の三位一体を行なっている稀有の例である。
同社はさらに、新ブランド「ロワジール」も展開している。
最も多いのがBタイプである。
外国ホテル・チェーンが、ホテルを″所有および経営″する日本側企業と契約を結んで運営業務を受託し、″外国のホテル・オペレーターによって運営されて最後のCタイプは″ホテルを所有している日本側企業から外国ホテル・チェーンが建物を賃借し、経営および運営するもの″だ。
最近の極上外資系ホテル(マンダリンオリエンタル東京、ザ・ペニンシュラ東京およびザ・リッツ・カールトン東京)はこの賃借方式をとっている。
Bタイプと違い、こちらは経営の責任をとる覚悟で臨んでいるのが特徴である。
外資も本気になってきた。
A〜Cタイプのほかにも、外国ホテル・チェーンがブランド(のれん)を日本の運営企業に貸すフランチャイズ方式や、販売・予約といった業務で協力する業務提携といった形態もある。
委託者(所有&経営企業)1963(昭和38)年、東急電鉄がヒルトンと提携して、東京ヒルトンホテル(当時・千代田区紀尾井町)が開業。
蕊明期の日本ホテル業界に、まさに″黒船襲来″の衝撃をもたらした。
ヒルトン側は、総支配人以下、基幹スタッフを本部から送り込み、新しいホテルのコンセプトづくり、設計、そして開業準備指導を行なった。
やがて開業したホテルは、ヒルトン仕様の豪華な内装と設備に加え、洗練されたサービスで日本人を魅了する。
経営面でも、合理的な″部門別会計制度″が導入され、大福帳的な経営をしてきた日本のホテル業界を驚かせた。
その後、HとI、MとKの間での提携などはあったが、約30年間にわたって、外資系ホテルの日本進出の動きは跡絶えた。
日本経済のバブルが崩壊するのを待っていたかのように、1990年代に入ると、外資系ホテルの本格的な日本上陸が始まる。
主要なものをあげると、以下のようになる。
外資系ホテルではそのホテルのトップとして、運営の全責任を任せられることが普通である。
特に人事権では絶対的。
日本のホテル業界を長年にわたりリードしてきたのは帝国ホテル東京、ホテルオークラ東京およびホテルニューオータニ東京で、これらは″御三家″と呼ばれる特別な存在だった。
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